必要なのは出力です。
股関節に痛みや不安を抱えて生活していると知らず知らずのうちにかばって使うようになります。
気付いたら痛い方の太腿が細くなってしまい、医師やリハビリの先生に言われるがままに筋トレに精を出している方も多いと思います。
でも、本当に必要なのは太さ(筋肉量)ではなく質(筋出力)なんです。
どんなに筋肉を太くしてもしっかり力を発揮出来ない状態では重さと言う負荷が掛かるだけであまり筋トレの成果は得られません。
先日、水泳の池江選手が復活優勝しましたが、病気療養前と比べたら明らかに身体はほっそりしています。でも、優勝しちゃいました!!
そうです。
太さ(筋肉量)は落ちているのに強さ(筋出力)が発揮出来る状態だったと推測されます。
これは痛みを抱えている方、手術後でリハビリをされている方にも参考にして欲しいと思います。
筋肉量が多い(筋肉ムキムキ)=痛みが出ない。と言う訳ではありません。
逆にボディビルダーさん達は過剰な負荷で筋肉を痛めつけているので、意外とあちこち痛みや不安を抱えている方も多いです。
求めるのは筋肉量ではなく筋出力です。
細くてもしっかり力が発揮出来る筋肉の質です。
では、細くてもしっかり力が発揮出来る筋肉の状態とはどんな状態でしょう?
それは筋肉がしっかり伸び縮み出来る状態です。
筋肉の質です。
痛みや不安を抱えている状態の筋肉は、ただでさえ過剰に緊張した状態です。
凝り固まった筋肉では力は発揮できません。
まずはしっかり筋肉が動ける状態にしてあげる事です。
細くなった脚でもしっかり筋肉がほぐれた状態であれば日常気にならないぐらい力を発揮してくれます。
必要なのは”見た目”ではなく”質”です。
試しに硬式のテニスボール等で痛みのある場所周辺をゴリゴリほぐしてみて下さい。
1~2分ほぐしてみてちょっと動くと、多少なりとも動きに変化がみられると思います。
筋肉量は変わってませんよね?
それでも動きが楽になるのであれば問題は筋肉量ではなく筋肉の質の問題と言う事になります。
恐がって使わなければ出来なくなります。
筋肉をほぐして恐がらずどんどん使ってあげて下さい。
その日常の動き自体が筋トレになります。
わざわざジムに行ったり、重たい負荷を掛ける必要もありません。
日常生活で必要な筋肉は日常生活の中で使う事でトレーニングになります。
まだまだ諦めるには早いです。
骨や骨軟の変性は修復作業であり順応です。
痛みも炎症も必ず落ち着きます。
私達の身体が本来持っている自然治癒の力の作用です。
大丈夫です!!
諦めないで下さい!
選択肢は1つだけではありません!!
【お知らせ】
☆会員制のオンラインサロン『みんなの股関節サロン』を開設しました!!
患者さん同士のコミニティや学び、情報交換の場として活用して頂ければと思います。
一人だと不安になることも多いと思います。
そんな不安も皆で共有しましょう!
よろしくお願いいたします。
パソコンからの登録が可能になりました!!
詳しくは→こちら
☆銀座店院長の田山先生がYouTubeで動画配信を始めました! 為になる情報が満載です!
ぜひご覧いただきチャンネル登録お願いします!
☆2019年9月2日(月)発売の『安心』と言う健康雑誌に田山院長の記事が掲載されました!
よろしければお手に取ってみて下さい!
☆松本深圧院ではLINEアカウントの運用を始めました。
LINEをご利用されている方(無料)がいらっしゃいましたら、
ぜひお友だち登録をしていただけると嬉しいです。
↑QRコードを読み込み登録お願いいたします。
☆2019年9月27日(金)に発売された『コーチング・クリニック(ベースボールマガジン社)11月号』に私の記事を4ページほど掲載して頂きました!
一般的な健康雑誌と言うよりは、コーチやトレーナーさん、トレーニングをしている方向けの雑誌ですので、股関節症の方はあまり目にしない雑誌かとは思いますが、気になった方は是非とも手に取ってご覧頂けたらと思います。
☆5月14日(金)~16日(日)の大阪出張施術の予約を受付中です!
ご予約希望の方はホームページをご覧ください→こちらをクリック
宜しくお願い致します