じつは。。。
骨や筋肉、靭帯や関節包も実は同じ中胚葉と言う組織からできてきます。
つまり、これらの組織は元をたどれば“同じもの”と言うことです。
一般的には、骨も筋肉も靭帯も関節包なども、人体を構成する組織を別々の組織として捉えて診療します。
でも、実際にはこれらの組織は密接なつながりを持っています。
例えば、筋線維や腱は筋膜にくるまれて骨に付着しますが、
この筋膜の付着部は骨膜に一体化するように移行していくのです。
そして、骨膜は関節包や靭帯へ移行して組織はつながっていきます。
筋線維や腱は筋膜に包まれて骨膜に移行し、
骨膜は関節包や靭帯に移行して向かい合う関節面同士を連結します。
関節包や靭帯は次へ連なる骨の骨膜に移行し、その骨膜からは筋と腱をくるむ筋膜が起こる。
このような流れですべての組織は結合組織の膜構造でつながっているのです。
身体のどこか一カ所に歪み(ひずみ)が生じれば、それがたとえほんのわずかなものであったとしても、結合組織の膜を通して全身に波及していくことになります。
本来、私達の持つ『自然治癒力』が十分に発揮できる状態であれば、こんな歪み(ひずみ)が生じたとしても、ちゃんとバランスを取ってくれて短期間で日々の生活に支障のないようにしてくれます。
それが自然です。動物達は誰の手も借りず皆そうしています。
肉体的や精神的ストレス、生活習慣や仕事など…
人間界には様々な外的要素が存在します。
またそれ等が不自然に絡み合い『自然治癒力』が十分に発揮できない状態、自力でバランスが取れない状態になってしまっているのです。
深圧に限らず、治療とは手技等の外的刺激により人間が本来持つ『自然治癒力』を発揮しやすい状態にすることだと私は思います。
ほぐして血流を良くしたり、情報を提供することで気持ちを前向きにしたり…それも患者さんの持つ本来の力を発揮しやすくするためのお手伝いです。
何を信じ、どの道を歩いて行くか…選択権は患者さん自身にあります。
後ろ向きより前向きの方が良いに決まってます。
どんな形であれ患者さんの苦痛が、不安が緩和してくれるのが私達の願いです。
人間の身体は私達が思っている以上に凄い力を持っています。
自分の身体の持つ力を信じてあげて下さい。
休み休みでも良いです。
ゆっくりでも良いです。
時には立ち止まっても良いです。
それでも顔を上げて自分のペースで歩いて行きましょう。
骨や軟骨の変性は修復作業であり、ある種の順応です。
大丈夫です!!
作業が終われば必ず落ち着きます!!
諦めないでください!!
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一般的な健康雑誌と言うよりは、コーチやトレーナーさん、トレーニングをしている方向けの雑誌ですので、股関節症の方はあまり目にしない雑誌かとは思いますが、気になった方は是非とも手に取ってご覧頂けたらと思います。
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