診察。
来年1月から私の予約枠が一つ増えます。
それに伴い、現在は11:00〜が最初でしたが、10:00〜になります。
その後の予約時間も少しずつ変更となりますのでよろしくお願い致します。
そして、来年2月より仙台出張へ行く事になりました!
詳細についてはまた後日発表いたします。
松本先生、田山先生に続き、東北の方々の痛みや不安も解消出来るように精進します!
よろしくお願い致します!
さて、最近患者さんと話していてよく聞く事なのですが…
それは病院を受診した際の整形外科医の診察内容。
新規でも経過の診察でもほとんど患者さんの顔を見ることもなく、
画像やパソコンの画面ばかり見ている医師が多いと言う事。
何時間も待って診察を受けても、ろくに話診聞いてもらえず数分で診察が終わってしまう。
画像を見せられ、一方的に難しい話をされ、
『末期の変形性股関節症です。』
『手術するしかない。』
『将来歩けなくなる。』
など…後ろ向きな話ばかりされ…
余計に恐怖心を煽られ、怖くなり手術を選択されている方も少なくはないと思います。
決して手術が悪いと言っている訳ではありません。
ただ、本当に納得したうえで手術を受けられているかが問題なのです。
そもそも、最近の整形外科は混み過ぎです。
昭和36年に『国民皆保険制度』が導入され、
皆が簡単に病院を受診できるようになりました。
そして、レントゲンやCT、MRIなどの検査機器が著しく進歩した事で、
画像診断が主流になる流れができました。
お気付きの方もいるとは思いますが、
どんな形でも、病院を受診すると必ず『病名』が付きます。
検査をするにも、薬を出すにも必ず『病名』が必要になります。
逆に『病名』が付かないと、
病院側が保険請求ができないシステムなのです。
と言う事は…『病院に行く=病名が付く=病人になる』と言う事です。
病院を受診したら病人になる。
簡単に病院を受診できるようになった事で、より病人を増やしていると言う事です。
病院や、医師達の数に対して、患者さんの量が超えてしまっている状況なのです。
一人一人じっくり時間をかけて診てあげられないほどの忙しさなのです。
この保険診療のシステムこそが、現代の診療システムの元凶な気もします。
画像が主流の診察に、このシステム上の問題も加わることで
患者さんをより苦しめている現状もあると思います。
最終的に身体を治してくれるのは自分自身の持つ『自然治癒力』です。
外からの刺激はその力を高めるお手伝いをしているにすぎません。
現代医学によりかからずに、
自立する事も一つの治療法なのかも…なんて事まで思ってしまいます。
『骨が変形しても軟骨がすり減っても大丈夫です!』
痛みの原因は画像で見えるところではありません。
『手術』以外にも選択肢はあります!
諦めないで下さい!!