筋力トレーニングって…
そもそも、本当に筋トレは必要なのでしょうか?
最近のスポーツ界はどの競技においてもウェイトトレーニングが主流になっている感じです。
皆どんどん身体を大きくします。
確かに一時的な成績は良くなっている様に見えますが…
怪我で長期離脱する選手も多いです。
本当に必要なものは筋トレではないのかもしれませんね。
無駄なトレーニングで選手寿命を短くしている様にも感じがして個人的にあまり好きではありません。
しかも、過度なトレーニングで蓄積された筋肉へのダメージは計り知れません。
同様に『痛み』を抱えている状態で『筋力トレーニング』は必要なのでしょうか?
病院では診察でもリハビリでも、
『負担を軽減させる為に…』
『筋力低下が痛みの原因になる…』
等を理由に頻りにトレーニングを勧めます。
そもそも『痛み』は『凝り固まった筋肉の状態異常』です。
筋力低下が痛みの原因ではありません。
ダメージが蓄積され『痛み』を発している『筋肉達』に余計に負荷をかけることで、
より『痛み』が強くなるケースも多いです。
筋力トレーニングをする前に、
まずは凝り固まった筋肉達をほぐし、
動ける状態を作ってあげる事が重要です。
そもそも『痛み』や『恐怖心』を抱えた状態でトレーニングさせる事自体にちょっとムリがあります。
だって『痛い!』んですから!
苦痛以外の何者でもありません。
トレーニングはそんなに頑張らなくても大丈夫です。
日常必要な筋肉は日常きちんと動いていれば簡単には落ちません。
逆に言えば、日常動く事こそが筋力トレーニングなのです!
マシンを使ったトレーニングも不可思議な動きのトレーニングも必要ありません。
まずは日常の動きを怖がらずに痛い方の脚にも負荷をかけてあげる事で十分筋力トレーニングになるのです。
ちょっと振り返ってみて下さい。
痛みが出てから歩けていますか?
痛い方の脚に体重乗せられていますか?
痛い方の脚になるべく負担をかけないように生活していませんか?
『痛み』の原因は凝り固まった『筋肉の状態異常』です。
『骨』でも『軟骨』でも『筋力低下』でもありません。
突然骨が崩れたり、関節が外れたりするなんて事はありえません。
過保護になりすぎず、
安心して負荷かけて下さい。
歩かないから余計に歩けなくなるのです。
動かないから余計に動けなくなるのです。
凝り固まって『状態異常』になっている筋肉達をしっかりほぐして、
元気に動ける状態になると『痛み』や『恐怖心』にも変化が見られます。
無意識にでも動けるようになります。
とっさに脚が出る様になります。
もし、トレーニングをするのであれば、それからでも遅くはありません。
諦めないでください!
まずは自分自身の持つ『自然治癒力』を信じて、地道に筋肉達をほぐしてあげて下さい。
必ず変化は出るはずです。
痛みの原因は『変形した骨』でも『すり減った軟骨』でも無いのですから!
10月も残りわずかですが…
急激な寒さや雨、台風の影響もあり体調を崩されている方も多いと思います。
今週末にはまた台風がやって来そうです…
低気圧が来ると痛みを感じやすくなります。
それは血管にかかる圧力が緩む事で血流が悪くなるからです。
そんな時も筋肉をほぐして血流を良くしてあげる事が重要です。
地道に筋肉ほぐし!してみて下さい!