諦めないでください!
診察時に医師達は『ゆくゆくは手術するしか手段はありません。』…って簡単に言います。
ゆくゆく…っていつですか!?
手術を回避する方法はないですか!?
最近はメディアでも『変形』=『手術』みたいな風潮になっています…
患者さんの立場からしてみたら『手術』って大事です!大事件ですよ!!!
もしも自分が痛みや不安を抱えた状態で受診しても同じ対応ができますか!?
薬だけ出して放置しないで、もっときちんと教えて下さい!
どうしたら手術を回避できるのか…
どうしたら現状を維持できるのか…
本当に手術以外に方法は無いのか…
突き放さないでちゃんと答えて下さい!!
患者さんは前を向きたくて受診するのです!
診察の際に最悪のケースとして悪い事ばかり話されている傾向があるようです。
それでは患者さんに余計な『恐怖心』や『不安感』を与えているだけです。
可能性の話をするなら全ての人が病気になる可能性も、病気にならない可能性もあります。
手術して良くなる可能性も、良くならない可能性もあります。
患者さんはそんな可能性のお話よりも、
今ある『痛み』や『恐怖心』や『不安感』を解消して欲しくて病院を受診しているのです。
皆さんは実際にはどうでしたでしょう?
『痛み』や『恐怖心』や『不安感』は解消されましたか?
『痛み』には薬の処方だけ、診察で余計に『恐怖心』や『不安感』を煽られて、
怖くて益々歩けなくなっている方も多いように感じます。
そもそも…
・骨が変形しているから痛い。
・軟骨がすり減っているから痛い。
・骨に穴が空いている。穴が潰れる。
・変形が進むと関節が外れる。
・このままでは歩けなくなる。車椅子です。
・負荷は掛けないように生活して下さい。杖を使って下さい。
・負担を減らす為に体重は増やさないように。
などなど…
これらは全て刷り込まれた真実です。
骨が変形していようが、軟骨がすり減っていようが、痛みを感じる神経はそこにはありませんので痛くありません。
このままでは歩けなくなるのではなく、歩けなくなるなる様にしているのです。
負荷を掛けないようにしていたら筋力も低下するでしょうし、余計に血液の循環は悪くなり治りはどんどん悪くなります。
普通に生活していて股関節が外れたり、突然骨が崩れたり、穴が潰れるなんて事は実際にあり得ないと思います。
痛みはほとんど無く、可動範囲も悪くないのに…予防の為にって手術を勧められた方や、実際手術をされた方もいらっしゃいます…
人工股関節の手術は予防の為にする様なものなのでしょうか?
年齢による経年変化は大なり小なり全ての人に起こり得る事です。
『変形』は『修復作業』であり進行性ではありません。
個人差はありますが、『修復作業』が終われば必ず落ち着きます。
そもそも『変形』のある方全員が痛くなる訳でもありません。
後ろ向きな話ばかりしないで、もっと患者さんが前向きになれるような診療を、ひと言をお願いします。
『骨は大丈夫です!』
『骨の変形』と『痛み』は別問題です。
負荷は掛けても大丈夫です。
体重は直接的に変形とは関係ありません。
形が変わっていっても人の身体はそれに順応してくれる力を持っています。
痛みが出ている時はその順応する力が発揮出来ていないだけです。
諦めないで下さい!
筋肉達へのダメージの蓄積により、その力が発揮出来ていないだけです。
凝り固まった筋肉達をしっかりほぐして、筋肉達が元気になれば痛みは緩和します!
変形があっても、脚長差があっても痛み無く生活出来ている方はたくさんいます!
痛みの原因は『骨』でも『軟骨』でもないのです。
あくまでも手術は手段の一つです。
医師に言われたからでも、周りの人に言われたからでもなく、自分自身が本当にきちんと理解し、納得した上で選択すべきです。
人の身体は日々変化します。
調子の良い日、悪い日があるのも当たり前です。
見た目や歩き方、変形の速さも、安定する速さも、人と違って当たり前です。
最近の様な急激な気温の変化や気圧の変動も体調に影響が出ます。
そもそも『痛み』は血流障害です。
急激に寒くなってきていますが、皆様お身体冷やさぬ様、温かくしてせっせと筋肉達をほぐしましょう!
筋肉達がほぐれて元気になれば、必ず変化は出てきます!
諦めないでください!