レントゲン写真の再現性って・・・?
今日は少し経過のレントゲンについて。
皆さんは普段経過の診察時に以前のレントゲンと比較するように、
医師から画像の説明を受けて一喜一憂している方が多いと思います。
さて、ではそのレントゲンの信憑性は?
レントゲンは今現在の骨の状態を知るにはとても有効な検査の一つです。
ですが、それ以上でもそれ以下でもありません。
経過のレントゲン写真の再現性はどの位正確なものなのでしょうか?
ちょっとした角度の違い一つで見え方は変わってきます。
股関節のレントゲンは通常であれば仰向けで撮影すると思います。
この仰向けの時の脚の置き方で股関節の見え方は大きく変わります。
仰向けで寝ると骨盤側、すなわち股関節の屋根側は固定された状態になりますが、大腿骨側(骨頭側)は固定されていません。
脚が内側に捻った状態
外側に捻った状態
上と下の写真のように脚の角度が変われば当然股関節の見え方は変わります。
もちろん以前撮影した時と比べて痛みが増したり、動きが硬くなっていればそれでも写真に再現性は無くなります。
そこまで細かく意識して撮影しないと本当の意味での“経過のレントゲン”にはなりません。
なので、画像はあくまでも今の状態の確認程度で見て貰えると気持ち的にも楽になるかと思います。
経過の診察でひどい事を言われても落ち込む事もありません。
何はなくともとりあえずレントゲンだけ撮る。と言う医師が多いのはいかがなものでしょう。
大丈夫です!
痛みが強くなるのも、以前より歩けないのも骨の状態が悪化したからではなく、
痛みを感知している脳の『痛みの限界値』が下がる事で痛みに過敏になっているだけです。
不安感や恐怖心は更に『痛みの限界値』を下げ、ますます動けなくなります。
炎症は必ず落ち着きます!
変形は進行性ではありません!
骨は大丈夫です!
レントゲンで一喜一憂する必要はありません!
形と痛みは別物なのです!!
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