喉元過ぎれば…
『私は手術して良かったからあなたも早く手術した方が良い!』
『私の知り合いが手術してすごい調子良くなったって言ってたからあなたも早く手術した方が良い!』
良く聞く話です。
ご自身が良かったから同じ様な境遇に悩んでいる周りの人にも…と言う気持ちは分かるのですが、正直これは優しさではない気がします。
実際にご自身はどうだったでしょうか?
痛みや不安に悩んでいる時に周りからの声って結構気になります。
痛くて辛い時に、会う人会う人から『大丈夫?』って声掛けられたらちょっと鬱陶しく感じる方も居るのではないでしょうか?
声を掛けて貰える。手を貸して貰える。その事自体はとても幸せな事です。
しかし、声を掛けて貰ったり、手を貸して貰う事よりもそっと見守って欲しい…と願っている方も多い様に感じます。
今は情報化社会で情報が溢れかえっています。
何が真実なのか、患者さん側も知識を身につけておく必要があります。
筋肉の柔軟性が低下し血管を圧迫し、血流が悪くなることで組織内は酸素不足になります。
こうした状態を感知して痛みを感じさせる物質が血液中に放出され、これを脳が感知し『痛み』を感じます。
これが継続した『痛み』になります。
この場合は組織が大きく損傷しているわけではありませんので、炎症症状などは見られません。
筋肉の硬くなっている部分をストレッチやマッサージ等でほぐす、入浴などで血流をよくすることが痛みを和らげることにつながります。
そして継続した『痛み』は脳の『痛み』に対しての限界値をどんどん下げてしまいます。
すると今まで平気だった『痛み』も脳が『痛み』として認知するようになってしまうのです。
どんどん悪くなっている気がする…と感じるのはこの脳のいたずらです。
痛みや恐怖は脳に多大なストレスを与えます。
『好きな事』や『楽しい事』で少しでもストレスから解放しましょう。
何でもかんでも『手術』が良い訳ではありませんし、それしか方法が無い訳でもありません。
あくまでも選択肢の一つです。
初期の段階で間違った余計な情報を与えなければ『痛み』も長引かずに済んでいたのかもしれません。
長い目で見れば炎症も変形も必ず落ち着きます。
変形は修復作業です。
修復は必ず落ち着きます。
歩き方や姿勢が変わるのは全て悪い事ではありません。
身体が痛みから逃がそうと順応しようとしているだけです。
痛みや恐怖心が無くなればまた勝手に変化して行きます。
安心して下さい!
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