手術は有効な手段の一つです。
即効性を求めるのであれば手術も選択肢の一つです。
手術は痛みを取り除く為の有効な手段です。
ただ、可動域を広げたり、歩き方の改善を求める為の手段ではありません。
実際に手術をしても可動域、歩き方が改善するとは限りません。
単純に考えれば、変形した骨を人工の形の整った物に変えてしまえば、
動きは良くなる感じがしますが…
これは実際にやってみないと分かりません。
手術前より動きが悪くなる事はありません。
術前、術後どちらに対しても、しっかり筋肉をほぐしておく事は重要です。
術前にしっかり筋肉達をほぐしておくと術後のリハビリがスムーズです。
術後にしっかり筋肉達をほぐしておくと人工関節が長持ちします。
術後急に動かされ、疲労から出る筋肉の痛みに対しても有効です。
ボールや麺棒等を使って筋肉達をグリグリ、ゴリゴリ…
痛みが増したり、ほぐした後調子が悪くなる様であれば中止して下さい。
基本的には気持ち良い場所、痛気持ち良い場所、
ちょっと痛い場所等を目掛けてほぐしてみて下さい。
本来であれば、血液循環が良くなれば
身体の治そうとする力は強くなるので調子は良くなるはずなのですが、
時々ほぐしたらほぐしたぶんだけ調子が悪くなる方がいらっしゃいます。
恐らく、股関節周辺の筋肉の問題だけで無く、他の筋肉が問題があるのか、
全体のバランスが崩れる事が原因ではないかと思います。
ちょっとずつ、身体の様子を見ながらやってみて下さい。
3月後半からの急激な気温の上昇に伴い、調子を崩している方も多いと思います。
暖かくなり、冬の寒い時期と比べても動く量は増えます。
ポカポカ陽気だと気分的にも外に出たくなりますよね。
ですが、今はまだ我慢の時期です。
春先は急激な気温の変化や環境の変化で自律神経は乱れまくりです。
自律神経が乱れると代謝が悪くなり、
血液循環もより一層悪くなってしまいます。
暖かくなって調子が良くなるはずなのに…
と気持ち的にも滅入ってしまいます。
ですが安心して下さい。
それも気候が落ち着き、精神的にも落ち着くと自然と改善されていきます。
人間の身体って本当に色々な事に影響されやすいデリケートなのですね。
焦らないで下さい。
動き始めるのはもう少し身体が落ち着いてからにしましょう。
焦らずコツコツ…が重要です!