上書き
『軟骨が擦り減ってるから痛い。』
『骨が変形しているから痛い。』
『筋力が低下しているから痛い』
これらは全て思い込み、刷り込みです。
軟骨には痛みを感じる神経はほとんど存在しません。
筋力低下や老化現象で痛みが出るのであれば
地球上の全ての動物達は痛みを抱えて生きていると言う事になります。
関節は不安定になると変性を起こして関節面を広くして関節を安定させようとします。
動物が本来持っている治そうとする力『自然治癒力』です。
関節周囲の筋肉達のダメージの蓄積であったり、日々のストレス(肉体的にも心的にも)であったり、筋肉に元気が無くなると上手に力が発揮出来なくなります。
すると関節が不安定になり易くなります。
また、先天的な『臼蓋形成不全』等があると関節を安定させる為に筋肉達は常日頃から相当頑張っているはずです。
そんな過度に緊張を起こしている筋肉達が凝り固まり攣ってしまう事が痛みの原因になります。
そうです。痛いのは擦り減った軟骨でも変性した骨でも無いのです。
痛みや恐怖心で動かなくなると、より一層血液循環は悪くなり、筋肉達は益々凝り固まり、軟骨への栄養も行き届かなくなります。
『痛いから安静』は負の連鎖の始まりです。
だからと言って筋トレをすると凝り固まった筋肉達は更に過緊張してしまい、筋肉は攣りやすくなります。
凝り固まって元気の無い筋肉達はエネルギーの消費量が激しく、すぐに疲れてしまいます。
そう、古い家電製品と一緒でとっても効率が悪いのです。
稼働する際に大量のエネルギーを使い、かつ持久力も無い状態です。
更にはそんな状態がずっと続いてしまうと脳の痛み感知センサーが過敏に反応するようになり、ちょっと攣りかけた状態でも『痛み』として認知してしまうのです。
『今まで出来ていた事が出来なくなる』という状態です。
改善させる為には筋肉の状態異常を改善する事と、脳の痛み感知センサーへの上書きが必要です。
筋トレ等で不要な負荷を掛ける事よりも、テニスボール等での筋肉ほぐしでまずは筋肉への血流改善をして筋肉達を元気にしてあげましょう。
筋トレは必要ありません。
日常の生活の中で、怖がらずに普通に荷重をかける事で筋肉には十分な負荷がかかります。
歩く筋肉は歩かないと発達しません。
まずは早い段階で痛みを落ち着かせてあげる事、そして怖がらないで荷重を掛けて日常生活を送る事で負の連鎖は断ち切れます。
痛みを落ち着かせる事=筋肉達を元気にしてあげる事。
痛みの原因は擦り骨や軟骨の変性ではありません。
大丈夫です!!
変性も痛みも必ず落ち着きます!
選択肢は一つではありません。
諦めないで下さい!!
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一般的な健康雑誌と言うよりは、コーチやトレーナーさん、トレーニングをしている方向けの雑誌ですので、股関節症の方はあまり目にしない雑誌かとは思いますが、気になった方は是非とも手に取ってご覧頂けたらと思います。
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