【正しい】ってなんだ!?
一般的にはしっかり前を見て、大きく手を降って、歩幅は大きく、踵から着く!と言うのが『正しい歩き方』と言われています。
よくテレビ等のメディアでも取り扱っていますし、整形や治療院等でもよく言われます。
毎日患者さんと接している中でふと疑問に思いました。
そもそも正しい歩き方って何だ??
確かに授業でそう教わりました。
確かに先輩にそう習いました。
確かに偉い先生方もそう言っています。
確かに色々な文献やメディアでもそう言っています。
ただ、実際臨床の現場にいるとそんな正解が当てはまらないことがあまりにも多いのです。
実は、私達は知らず知らずのうちに『正しい姿勢』や『正しい歩き方』を刷り込まれて頭が凝り固まっているだけなのかも知れません。
そもそも子供が歩ける様になる時に『正しさ』等意識して歩ける様になっている訳ではありません。
乳幼児の歩き方と大人の歩き方は骨格が違い過ぎて正しさを求められません。
では私達は一体何と比較して『正しい』と判断しているのでしょうか?
人種も性別も根本的な骨格も違えば、育って来た環境により肉付きも違います。
なのになぜ一つの正解を求めようとしているのかが私は不思議でなりません。
その『正解』から外れているのは『不正解』と言う事でしょうか?
痛みや恐怖からの回避行動として歩き方を変える事は不正解ではありません。
自然界では歩くのは生きる為の行為です。
怪我をしてもどんな形でも歩こうとします。
それは生きる為です。
でも人間は違います。
現代社会は何が起きてもまずは今まで通りを貫こうとします。
痛くても今まで通り歩く。
痛くても今まで通り出勤する。
痛くても今まで通り家事をする。
痛いから痛いなりに活動を変化させようとはしません。
だから余計に日々の生活が苦痛になり、先が不安になります。
動物達はそんな事ごちゃごちゃ考えません。
もっとシンプルです。
人間は進化の過程で本当に大切なものを捨てて来てしまったのかも知れませんね。
今出来る事、まずはそこからです。
歩き方が正しかろうが何だろうが自分が生活しやすければそれが正解です。
形や見た目にとらわれる事などありません。
一人一人顔も性格も違います。
同じ様に動きが違って当たり前なのです。
過去自分や周囲と比較して今の自分を否定することよりもまずは自分が自分自身を受け入れてあげる事が大切です。
一つの形にとらわれる事なく、自分自身の正解を探して行きましょう!!
心も頭も筋肉も柔らかくして行きましょう!!
コロナも落ち着かない毎日、酷暑続きの毎日ですが、しっかり水分・塩分補給して乗り切りましょう!!
変性した骨も軟骨も大丈夫です!
必ず落ち着きます。
諦めないで下さい!!
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